敷地の地盤調査

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***今日は何の日*** <灯台記念日>

1868年、日本初の洋式灯台が神奈川県横須賀市の観音崎に起工されたことを記念して、1949年、海上保安庁が制定

吉野聡建築設計室では、全ての設計を行う前に敷地の地盤調査を行ないます(標準仕様)

平成12年の建築基準法改正により地盤に対する責任の所在が明確となり、地盤は家の一部として扱われるようになりました

現在設計に始めている吉野聡建築設計室 社屋+の設計開始前に地盤調査を行ないました

採用した地盤調査方法は表面波探査法です

表面波探査法は振動器によって地面をゆらし、その“ゆれ”の伝わる速さにより、地盤の硬軟を判断します。データの変化から、地層の境界を判別し、各層ごとに支持力がどのくらいあるかがわかります

表面波探査法1

左にある筒が振動器、右に2つある小さな筒が受信器

表面波探査法2

採取したデータを基にPCを使ってコンピューター解析を行ないます

スウェーデン式サウンディング試験

SS式試験(スウェーデン式サウンディング式試験)

先端がスクリューになったロッドを回転させながら、25cmごとに地面に貫入させていきます。この回転数により、地盤の硬軟を判断する方法です。25cmごとに地盤の支持力がどのくらいあるのかがわかります

この2種類の調査方法を同時に行なう事により、より正確な地盤データの計測が行なえます

その他の地盤調査方法として下記の3種類があります

1.ボーリング調査

2.標準貫入試験

3.平板載荷試験 

これらの調査方法の中から今回は、設計をする規模・構造・地盤調査におけるコスト・データの信頼性などから上記でご紹介した調査方法を採用しています

地盤調査の選定でも、さまざまな事の検討により判断しています

今回行なった調査結果は数日で判断されてきます

調査を行なった時点での推測では、良い結果が出ると思います!

吉野聡建築設計室 HP WORKINGでの掲載中

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市デザイン・住宅・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

さまざまな検討により調査方法の選定をする事にご理解してくださるなら(1click)

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