床面積と施工面積

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雑誌や新聞・webなどで見かける建物の広告

その内容には、「○○○㎡(○○坪)」必ず建物の面積が記載してあります

この面積(数値)の表現が、2種類存在しています

それは、床面積と施工面積

・床面積(建築基準法施行令 第2条第1項第3号 基準)

 建築物の各階又はその一部で壁その他の区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積

・施工面積

 工事を行う面積

 この面積の算定方法には基準がありません

 面積を算定する会社・人によって変ります

 一般に玄関ポーチやバルコニーなども含む施工を行う面積のようです

基準のある算定方法で計算する建築基準法の床面積より、施工面積の方が大きな面積となります

この結果によって・・・

施工面積は、実際の床面積より大きな建物になります

建物が大きくなりますから、坪単価(○○万円/坪)が安い金額で表示されます

このブログで、どちらの表現が正しいのかの判断は控えます

吉野聡建築設計室では、全ての建築の床面積を建築基準法施行令 (第2条第1項第3号)を基準にして算定を行っています

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

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