コンクリートブロック造の塀の劣化

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敷地・道路境界の区画に使用されている事が多い、「コンクリートブロック塀」

補強コンクリートブロック構造の基準は、建築基準法施行令 第4章の2に定められています

とある駐車場で見かけたコンクリートブロック造(以下CB造)の塀

コンクリートブロック塀

経年劣化により粉々に破損したCB造の塀

接着する為に使用したモルタルもボロボロ(粉々)です

平面に長く伸びるCB造の塀を軽く足で押すと、波を打ったように揺れます

この破損したCB造の塀の配筋は、基準通りに設計・施工されています

高さ1.6m以下の塀に控壁が設置されている場合は、横筋・縦筋共80cm以下です

基準内に設計・施工されていても、経年劣化から耐久性が極端に落ちているCB造があります

そのようなCB造の塀は、危険な状態になっている事があります

特に地震時には、コンクリートブロックが崩れて危険な状態になる事もあります

ご注意頂ければと思います

コンクリートブロック造の塀の所有者は、しっかり管理を行っていきたいですね

山梨県甲府市

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吉野聡建築設計室

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