集成材の接着実験

集成材(しゅうせいざい)(Wikipedia抜粋)

断面寸法の小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる木質材料である。構造用と造作用に分類され、主に建材として用いられる。近年、大断面集成材が学校建築物などの大型公共施設の梁などに用いられるようになった。また、木質構造では従来困難とされていた曲線部材・大スパン架構などが実現可能となり、木質ドームなどが造られるようになった。

集成材の断面

集成材の断面

小さい木材(板材)が何層にも重なり合って1つの材となります



集成材のメリットは

1.品質の安定や単位重量当たりの強度の確保

2.間伐材の有効利用

3.変形・狂いなどが生じにくいなどがあります

4.大断面材や湾曲させた材料のが容易

デメリットもあります

それは、断面寸法の小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる集成材は、技術的に未熟な製品では、接着面がはがれ隙間ができる場合がある事です

吉野聡建築設計室の設計・監理で建築される木造建築

その構造材で使用される集成材の接着に関する確認実験です

集成材を薄くカット

その一部を薄くカットします

黒い線が小さい木材(板材)の重なり合い部です(接着材にて接合)

集成材を手で破壊

薄くカットした集成材を手で破壊します

接着材にて接合された部分(黒い線)での破壊ではなく、他の場所での破壊

接着材の強度は満足されています

高強度な木材です

その他、吉野聡建築設計室が集成材を使用する意味は、再生産が可能な木材(間伐材など)を利用し、より優れた品質に仕上げ、木ならではの長所を生かし、地球環境に貢献できる建築材料だからです

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

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