磁北と真北

建築の設計を行う上での「方角」は、非常に大切なものです。

北半球にあります日本、敷地条件や建物用途によって変わりますが、一般的に南側の方角に人が居る居室、そして窓を設けます。

その南の反対は北になります。

この「北」、私たちの生活の中で2種類存在します。

それは、地理学でいう真北、そして方位磁石が示す磁北です。

「真北」

地球の自転軸の北端(北緯90度地点)を指す方位を真北(しんほく・しんぽく)と言います。

「磁北」

方位磁針のN極が指す方向を、磁北(じほく)と言います。

この磁北と真北、少しズレがあります。

このズレを偏角と言い、この偏角は日本各地でおよそ3°~9°の差があります

磁北と真北

建築設計の場合は、建築基準法をはじめ、公の資料については「真北」を使用しています。

方位磁針

吉野聡が使用する方位磁針

建築を計画する時に方位磁針を用いて測る「北」

これは磁北となり、建築設計で採用する真北への修正が必要となります。

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

吉野聡建築設計室

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