「宝石の街」甲府と「水晶の研磨」

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山梨の風土と人々の暮らしの中で育まれ、受け継がれてきた「山梨県の郷土伝統工芸品」

現在12品目あり、そのうち3品目は国の伝統的工芸品の指定を受けています。

1.甲州印伝

2.甲州手彫印章

3.甲州水晶貴石細工

その1つ「甲州水晶貴石細工」について

「視野と繋がりを少し広げてから職場へ行こう!!」

朝の時間を有意義に使った参加型の会

「得々三文会」

にて多くの学びがありました。

発表者は、NPO法人 山梨水晶会議 会長 宮川氏です。

山梨県の国の伝統的工芸品の1つ「甲州水晶貴石細工」

山梨県には世界有数の水晶鉱山があり、周辺ではごく自然に水晶加工文化が生まれ発達しました。

人工水晶と天然水晶

手前:天然水晶 奥:人工水晶

水晶加工文化から生まれた水晶研磨技術

甲府市における水晶研磨も盛んになり、後には水晶産業従事者は1万人越えと言われるほどの大きな産業に発展しました。

現在山梨の水晶は、明治時代の大量発掘で良質なものが希少になったことと、国立公園等の関係法律により原石は海外からの輸入に頼るものとなりましたが、こうして古くから伝承した研磨加工の技術が国及び山梨県の伝承的工芸産業として認められ、甲府が「宝石の町」としてドイツのイーダーオーベールシュタインと並ぶ世界の貴石集散地と呼ばれる基礎を築きました。

世界に誇る山梨・甲府の水晶研磨技術

下記の写真は、全て職人の手による加工です。

水晶研磨1

水晶研磨2

水晶研磨3

機械には出来ない優れた加工

このような素晴らしい技術・文化を後世に伝える、また保存する。

そんな社会・思いがある事を願います。

過去の得々三文会のブログは、

・2011年12月20日 早朝勉強会「得々三文会」

・2012年1月19日 朝の勉強会「得々三文会」での発表

・2012年1月20日「地球環境・エネルギー問題を救う高断熱建築」1/2

・2012年1月21日「地球環境・エネルギー問題を救う高断熱建築」2/2

※コメントを下さる皆様

 いつも有難う御座います。

 申し訳ありません。

 皆様の頂いたコメント、全て確認させて頂いておりますが、時間の関係でそれぞれの返答コメントをすることが難しくなっております。

 ご理解の程、宜しくお願い致します。

 

 吉野聡建築設計室 吉野

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

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