古民家の構造材(木材)の再利用

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1868年(明治元年)に建築された、静岡県藤枝市に建つ古民家

古民家

144年建ち続ける木造建築

日本の木造建築の歴史を感じます。

この当時の木造建築には、コンクリート基礎がありません。

古民家の基礎

束石(つかいし)の上に木(束)を置くだけ。

アンカーボルトなどもありません。

もちろん、防腐剤の塗布もされていない構造材

腐食のあとも・・・・。

しかし、内部の構造材・仕上材はしっかりしています。

当時の職人さんの気持ち・思いを感じる古民家です。

そんな素晴らしい建築ですが、外回りの損傷が激しくなっています。

一部、危険となる部位も・・・。

そんな事もあり、新たな建築を行う為に解体を致します。

そこで、クライアントのG様の思いもあり古民家の構造材(木材)の一部を、新たに建築する建物に再利用致します。

ケヤキの柱

8寸角(24㎝)のケヤキの柱

古民家の梁材

歴史を感じる大断面の梁

明治元年からの思いが詰った建築

皆様の夢や思いも一緒に、新たな建築に受け継がれます。

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

吉野聡建築設計室

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