<消防法違反>20政令市が公表制度導入へ

2014年05月11日の毎日新聞のWeb版に掲載されていた

消防法違反:20政令市が公表制度導入へ

今ある建築物が増改築やリフォームなどにより、消防法に適合していない建築物を公表している東京都など20の政令市。

素晴らしい取組です。

建築基準法や消防法の目的は、

建築基準法 第1条(目的)

この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。

消防法 第1条(目的)

この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする。



建築基準法も消防法も、共に国民の生命・健康・財産を保護するためにある法律。

どの建築が違反かを知る事も大切です。

山梨県や甲府市でも違反建築を知って頂く。

そして、建築基準歩や消防法で掲げられている(目的)を満足出来るような社会を目指して頂きたい。

総務省消防庁は、宿泊施設の防火安全性を証明する新たな表示マーク「防火基準適合証」を2014年秋にも導入する予定。

新たな表示制度の案によると、対象となるのは収容人員30人以上で3階建て以上のホテル・旅館。ホテルなどの事業者からの申請によって、消防機関が必要に応じて立ち入り検査して認定する。防火管理の実施状況や消防用設備の設置状況などが消防関係法令に適合していることに加え、現行の建築基準法令基準(構造・防火区画・階段)に適合していることを点検する。

(日本経済新聞より)

2003年に廃止された旧「適マーク」を事実上、復活させる取組です。

消防法 適マーク

消防法 新旧の適マーク

国民の生命・健康・財産を保護するためにある法律。

正しい事を正しくです。

山梨県甲府市

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