山梨県韮崎市と南アルプス市を結ぶ農業用水路「徳島堰」

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徳島せぎの案内板

山梨県韮崎市と南アルプス市を結ぶ農業用水路「徳島堰」(とくしませぎ)

徳島せぎの歴史

甲府盆地には大小多数の河川が流入してきて、それぞれの河川が扇状地をつくり、いわゆる複合扇状地が形成されています。その中で特に大きな扇状地が甲府盆地西側に位置する御勅使川によって形成された地です。

扇状地はみずはけがよい砂礫で構成されているため、しばしば水の入手が困難な地域にもなります。御勅使川扇状地の一帯は原七郷といわれ、この地域の人々は古くから水の入手に苦労してきました。1666年江戸の出身徳島兵左衛門という浪人が甲州にきて、この荒地の開発をするための徳島せぎの工事を開始しまた。徳島は私財をすべてつぎ込みましたが、工事は難航を極めたため、途中でこの事業を諦めてしまいました。その後幕府が工事を引き継ぎ完成しました。取水口は韮崎の穴山で御勅使川扇状地の山沿いを沿うように流れています。現在も用水路としてその機能を果たし、日本の著名なせぎ・用水のひとつと言われています。

※現在「せぎ」と言えば川の水をせき止める川の横断方向工作物の意味ですが、古くは取水施設+用水路を総称して堰(せぎ)と呼んでいた。

(写真の案内板より)

徳島せぎ

山梨県の西部にあります「南アルプス市」

フルーツ王国山梨の代表的な市の1つです。

先月まではさくらんぼ。

品種は「高砂」「佐藤錦」「豊錦」「紅秀峰」「月山錦」など、様々な品種があります。

南アルプス市のさくらんぼ

真っ赤に輝くさくらんぼ。

そして、この時期の楽しみは「すもも」です。

南アルプス市が生産量日本一。

6月下旬から8月中旬まで続きます。

そして、7月~8月に桃の収穫のピークを迎えます。

「フルーツ王国山梨」の一翼を担う南アルプス市。

1666年江戸の出身徳島兵左衛門という浪人によって生まれています。

山梨県甲府市

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