屋根リフォーム コロニアルの塗装の注意 2/2

屋根のコロニアル葺きの再塗装・塗装のリフォーム

注意が必要です。

再塗装を行う為、見た目は綺麗になりますが、機能が失われるケースがあります。

それは、屋根面の防滑性です。

もともと、コロニアルの表面は「ザラザラ」しています。

それを塗装する事で細かい凹凸が失われ、ツルツルとした表面になります。

ここに大きな問題があります。

山梨県甲府市にお住いのU様。

新築から20年。

木造平屋建ての住宅建築です。

昨年から弊社が点検・メンテナンスを行い続けています。

先日、建築主のU様からの相談です。

「少しの雪でも屋根から雪が落ちるんです」

直ぐに屋根面の確認です。

コロニアルの屋根

20年前の屋根とは思えない、綺麗なコロニアル葺きの屋根

雪止めの間隔もOK。

更に屋根の上部と下部に設置されている完璧な仕様。

この雪止めの仕様でなぜ??

そうです!!「屋根の表面が綺麗」

ここに原因があります。

はじめにもお話したように、もともとコロニアルの表面は「ザラザラ」しています。

それを塗装した事で細かい凹凸が失われ、ツルツルとした表面になります。

塗装によって、雪が滑りやすくなる環境を作っているんです。

完璧な雪止めの効果も「0」です。

建築主のU様。

屋根から落下した雪によって、隣地の方に大きなご迷惑をかける事に・・・。

コロニアルの再塗装・塗装のリフォーム。

「機能面を確保する」

ここにも大きな注意です。

明日は、屋根のリフォームと保険についてUP致します。

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

吉野聡建築設計室

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