木造建築・住宅の工法1/5 「木造枠組壁構法(2×4工法)」

これから設計を行う木造建築や住宅。

弊社では、0から1つ1つ創り上げていきます。

与えられる条件は全て異なり、その違う条件の中で何が提案できるのか+何が実行できるのか。

他との差別化の1つとしています。

弊社が設計・デザインを行う木造建築・住宅。

ご依頼いただける皆様の思い浮かべる夢や希望を現実に!!

たくさんの弊社のオリジナルのデザイン・提案をさせて頂いております。

だからこそ、木造工法も5つの工法から検討しています。

このような体制を行っている設計事務所・建設会社・ハウスメーカーは、他にはありません。

5回シリーズでお送りする「木造建築・住宅の工法」

今日の第1回目は

「木造枠組壁構法(2×4工法)」

自社の建築もこの工法でつくられています。

吉野聡建築設計室 木造枠組壁構法(2×4工法)

吉野聡建築設計室 木造枠組壁構法(2×4工法)



木造枠組壁構法(2×4工法)で建築中の吉野聡建築設計室

欧米では、標準的な木造住宅の構法であり、日本でも1974年頃から建築されるようになりました。

木造枠組壁構法は、耐力壁と剛床を強固に一体化した箱型構造です。

木造軸組構法が、柱や梁といった軸組(線材)で支えるのに対し、木造枠組壁構法では、フレーム状に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた壁や床(面材)で支えます。

それゆえ、高い耐震性・耐火性・断熱性・気密性・防音性をもちます。

木造枠組壁構法(2×4工法)

弊社の事務所内の2×4構造

主要な部分が、2インチ×4インチサイズの部材から成り立つ木造枠組壁構法(2×4工法)

継手・仕口などの複雑な加工が不要であり、ほとんどが直線カットのみで済むため、高度な技術を必要しません。

接合は接合金物や2×4用の4種類の釘を基本とします。

壁や床といった面要素を基本としていることから、隙間が非常に少なく、断熱性・気密性・防音性に優れています。

また、比較的容易に準耐火構造の建築物を作れるばかりでなく、耐火構造の建築物さえも作ることができます。

弊社は、省令準耐火建築の仕様です。

デメリットもあります。

それは、構造の制限が強い為、間取り、部屋の大きさ、窓の位置、大きさ等、ある程度の制限を受けます。

また、大規模なリフォームはできないデメリットもあります。

さまざまな基準・規則がある2×4工法。

構造方法を理解した設計者・工事監理者・施工業者による設計・工事が不可欠です。

明日の第2回は「木造軸組構法(在来工法)」をUPします。

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

吉野聡建築設計室

山梨県 甲府市 徳行3-3-25

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