窓の外に設けるブラインドは、大きな効果が生まれます。

窓から自然光をとり入れる事はとても大切です。

昼光照明(ちゅうこうしょうめい)とも呼ばれる採光は、換気と並び室内の快適・衛生を図るのに欠かせないものです。

建築基準法でも、室内の採光による基準があります。

開口部から入ってくる光。

四季がある日本では、夏と冬の日差しは大きく変わります。

その異なる採光の上手に利用する為に、光を調節をする。

そんな方法がいくつかあります。

・屋根の軒先の深さ。

・窓上部の庇の設置。

・熱線吸収ガラス、熱線反射ガラス。

・ガラス用のフィルム遮熱・紫外線・明るさを調節する色つきのフィルム。

・庭に設ける落葉樹やフジなどのつる性の植物。

・カーテンやブラインド、障子。

これらの中で、24時間/1日、四季を通しての異なる日差しを調節する最も効果がある方法は、窓の外に設ける可動式ブラインドです。

窓の外にあるブラインド

窓外のブラインド

ドイツのニュルンベルクに建つビルの窓の外にある可動式のブラインド

窓の外に可動式のブラインドを設ける事によっての省エネ効果は

(開口部に何も無い場合を1とすると)

①窓の室内側に可動式のブラインドを設けると1.2倍の省エネ効果

②窓の外部に可動式のブラインドを設けると1.6倍の省エネ効果

このように数値で確認すると、省エネに対する効果は一目瞭然です。

また可動式のブラインドですので、必要が無い時にはブラインドを収納して、開放感がある景色を楽しむ事も出来ます。

住宅建築だけではなく、上記の写真にあるような商業・事務所・病院建築や公共建築などの大規模な建築で行えば省エネ効果はさらに期待出来ます。

機能も性能も環境にも優れる窓の外のブラインド。

地球環境にも効果があります。

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