住宅建築の資金計画時に考える住宅ローンの金利

住宅の計画を行う時、最も大切な1つが「資金計画」です。

その中に、住宅ローンがあります。

そして「金利」です。

今日のこの記事をUPしようと思ったのは、弊社に新築住宅のご相談がありました山梨県甲府市にお住いのS様から、山梨県内のとある住宅販売会社の資金計画表を見る機会があり、

その中の住宅ローンの金利が「1.0%」になっていたからです。

借入期間が30年の住宅ローン。

その金利では、数年たったら支払いが出来なくなる恐れがある。

そんな思いで書かさせて頂きます。

住宅ローン 資金計画

住宅の新築時、多くの皆様が借入をする「住宅ローン」

返済の金利には、変動金利や10年固定金利、30年・35年固定金利と言った商品を選ぶ必要があります。

現在、日本銀行の追加金融緩和により超低金利の時代です。

「これが注意です」

住宅ローンの返済計画時、何%の金利で計算していますか?

現在、大手金融機関では、変動金利が1%を切っています。

このような低金利の数字使って資金計画を行うと返済が出来なくなるケースがあります。

「借入金¥2500万円を30年で返済しようとした場合」

①将来の上昇金利を考えて2.5%で計算すると

 30年で¥3560万円の返済になります。

②変動金利の1.0%で計算すると

 30年で¥2894万円になります。

30年で666万円の差。

これは、とっても大きな金額となります。

変動金利は、その時の景気によって常に金利が変動します。

バブル時代、変動金利は8.5%に到達したこともありました。

バブル時代を除いても4~6%の水準が珍しくありませんでした。

長い低金利時代を含めても、過去30年間の変動金利の平均は4%を超えると言われています。今後、20~30年という住宅ローン返済の長い期間で考えれば、3%の水準はまだまだ低いとする意見もあります。

住宅ローンにおける資金計画は、目先の金利だけを追いかけるのではなく、長期的展望にたって大きな潮流の推移に着目することが大切です。

山梨県甲府市

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