IHコンロ(電気プレート)でも火災は起きる

IHクッキングヒーターが普及した理由のひとつに「火を使わないから安全」ということが挙げられます。

「ガスコンロとIHコンロ」

火災になる確率は、ガスよりも火を使わないIHの方が低くなります。

ガスコンロに代わって多くのご家庭で使用されているIHクッキングヒーター。

火を使わずに調理ができるという点では、確かに安全と言えるのですが、使い方を誤ってしまうと、やはり火災や事故が発生する危険があります。

IHの天ぷら火災

『IH調理器』での天ぷら調理(yahoo画像より)

神戸市役所のWebサイトに情報がUPされています。

IHクッキングヒーターにも火災の危険

IHから実際に発生した事例です。

揚げ物をするために、小さな片手鍋にてんぷら油を100ml程入れて加熱中、他の用事で約3分間台所を離れていたところ、てんぷら油が発火し、火災が発生した。

この火災が発生した最大の要因は、調理中に台所を離れたことですが、その他に、IHクッキングヒーターの特徴が要因のひとつとなっています。その特徴とは「加熱する力が強い」ことです。少量の油が強い火力で急速に加熱されたため、安全装置の作動が間に合わず火災が発生してしまったのです。

「対策として」

・天ぷら調理中に、その場を離れない。

・その場を離れるときはスイッチを必ず切る。

・IHコンロの周囲に可燃物を置かない。

・なべ底に規定以上の反りがあると、安全装置が働かないことがあるので、なべ底が平らなものを使用する。

火を使わないIHでも、正しく・安全に調理です。

吉野聡建築設計室

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