木造建築では「漢数字やいろはにほへと」を使います。

建築の柱や壁の中心線をさす「通り芯」

木造軸組構法(在来工法)では、柱と柱の中心をむすぶ線です。

通り芯は設計上、また施工上の基準となり、1つ1つに番号をつけてそれぞれの交点が分かるようにしています。

1つ1つに付ける番号。

木造の建築では、漢数字やいろは順「いろはにほへとちりぬるをわかよたれそつねならむうゐのおくやまけふこえてあさきゆめみしゑひもせす」を用いて表現します。

それがこれです。

木造軸組工法の木材

木造建築現場に納品された構造材。

どこに施工するのか、全て決まっています。

それを表す番号です。

通り芯番号で明記された構造材

1つい1つ通り芯番号で明記された構造材

柱も梁も同じです。

梁の通り芯番号

梁の通り芯番号(赤丸印)

ほ-八通りに設置します。

柱の通り芯番号

柱の通り芯番号

右手前から「い-八」「ろ-八」

そして、その後ろが「い-七」

このように、木造建築では昔ながらの漢数字やいろは順。

(ひらがな47文字全てをそれぞれ1度ずつ使って作られたいろは歌に基づいた順番である)を使って表現しています。

それぞれの部材がどこに行くのか。

全てが事前に決められています。

明日のブログは「いろはにほへと・・・」の意味をUPさせて頂きます。

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