中古物件・中古建築・中古建物をご利用時の注意点

今ある建物(中古物件、建物、建築)を利用して、新たな形として再利用する。

既存建物を再利用する事で、解体における産業廃棄物や建築資材における削減と言った、環境面の向上が期待できます。

そして、建築に関するエネルギーの軽減にも。

更に、コスト面でも大きな削減となります。

たくさんのプラスがある中古物件・中古建築・中古建物の再利用。

「今ある建物(中古物件)を利用して、新たな形として再利用するリノベーション」

この取組、弊社でも積極的に行っています。

しかしです!!

多くの物件に関わると、それぞれに多くのマイナスがある事が理解できます。

このマイナスに注意して下さい。

不動産の中古物件は、宅建業法で取引されます。

しかし、その建物自身は建築士が専門になる建築基準法に該当します。

不動産の宅建業法・建築士の建築基準法。

横のつながりが弱いんです。

だからこそ、中古物件をご検討されている皆様。

事前に建築士にご相談ください。

そして、まずは下記の範囲のチェック行って下さい。

・新築時・増築時・改修時の設計図はあるか?

・建築確認申請書はあるか?


次に、その建物が「現行の建築基準法を満足しているか?」

満足していない時には、

・何がNOなのか?

・対応が可能なのか?

・費用はどのくらいかかるのか?

・買い手側・売り手側のどちらが負担するのか?


中古物件(不動産)の購入前に、必ず確認してください。

4月の上旬にご相談がありました中古の店舗を利用して、運動系の建築にリノベーションしたいとのご相談です。

既存建物の設計図を確認した時にです。

建築基準法 違反建築

建築基準法の違反建築

その設計図を見た瞬間に、どこが違反建築かを把握です。

中古建物の取引を行う前には、必ず「現行の建築基準法」の確認を行ってください。

知っていると知らないでは、大きな差が起こります。

弊社では、そのような調査も行っています。

中古物件をご検討されている皆様。

中古物件を取り扱う不動産会社の皆様。

お気軽にご相談下さい。

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耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、

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山梨県甲府市

吉野聡建築設計室

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