建築デザインにも関係する「流行色と景気」2/2

生活の中に溢れる色は、私達に多くの・大きな影響を及ぼします。

本日は、2019年春の話題の色についてUPします。

一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)の発表によりますと、

アウェイクニングオレンジ Awakening Orange

マンセル値:4.7YR6.8/11.4

系統色名 :ストロングオレンジ

2019年春の話題の色

一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)サイトより

●選定の背景

「Awakening」とは、「覚醒、気づき」という意味を持つ言葉。元号が変わる2019年、「気づき」をもって新しい時代に向かう、快活なオレンジを選定しました。その選定理由として以下のキーワードをあげたいと思います。

〈覚醒、リスタート〉


2018年は、今まで隠されていた悪しき習慣と思われる事象が次々と明るみに出ました。私たちは今、本来あるべき姿に気づき、より良い未来に向けて一歩踏み出そうとしているところではないでしょうか。オレンジの香りを嗅ぐと私たちは目の覚めるようなフレッシュな感覚を覚えます。明瞭な意識で新しい未来に踏み出す、前向きなエネルギーを象徴する色として、アウェイクニングオレンジを選定しました。

〈コミュニケーション、寛容さ〉

性別、文化、価値観などの違いを理解し多様性を認めるという「ダイバーシティ」の考え方がさかんにいわれるようになりました。互いの違いを理解し認めあうためには、会話をしていくこと、コミュニケーションをとることがとても大切です。

私たちは、人との会話を楽しんだり、ペットと触れ合ったり、誰かに「ありがとう」と言われたりすると温かい気持ちになります。オレンジは温かいひだまりや、楽しく賑やかな会話を連想させる色でもあります。いつ戦争が起きてもおかしくない、きな臭い世界情勢にあって、アウェイクニングオレンジが、寛容さや幸福感を思い起こさせるきっかけになればという思いを込めました。

〈スポーツ、健康〉

東京オリンピックが目前に迫り、様々なスポーツ競技が活気を帯び、人々のスポーツへの関心も高くなっています。一方、前かがみでスマホに向き合う時間の多い現代では、心と体を動かす時間が大切です。高齢化社会においては、体を動かすことは脳の老化を防ぐ効果があることが科学的にも明らかにされています。

躍動感を演出し、生き生きとした生命の力を感じさせるオレンジは、今注目されているスポーツや健康といったイメージに相応しく、男女問わず愛される色です。

輝く未来+新しい時代がくる気配を感じる2019年春の色の「ストロングオレンジ」

昨日のブログでUPしています「景気と色の関係」

好景気(不安がなくなるにつれて)パステルカラーの明るい色を求めるようになり、気持ちが明るい方向へ向かっている表れではないかと思います。

好景気に向かっている!!

経済・景気・社会情勢は、建築デザインにも大きく影響します。

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