建築の構造・工法 プレキャストコンクリート

プレキャストコンクリート (precast concrete) とは。

一般にコンクリート構造物は、建設現場において型枠を設置し、コンクリートを打設して造られる。

これを場所打ち工法または現場打ち工法と呼ぶ。

これに対しプレキャストコンクリートでは、専用工場においてあらかじめコンクリート製品を製作した後、現場へ運搬して設置を行う工法である。(Wikipedia抜粋)

特徴として。

・耐久性

 PC板を使用したPC合成床版構造としたことにより、耐久性が飛躍的に向上します。

・合理化・省力化

 合成床版用プレキャスト板を用いるため、全面吊足場が不要で現場作業が減少し、工期短縮が図れます。

・経済性

 合成床版構造の採用により、建設コストの縮減が図れます。また、耐久性の向上によりライフサイクルコストも低減できます。

・安全性

 床版施工時にPC版が足場代りとなるため、安全性の向上が図れます。

・環境保全

 合板型枠の削減により、産業廃棄物が減少し、資源保護にも貢献できます。現場作業が減少し、騒音・振動などの発生が少なくなります。

東京都渋谷区にある水道施設のコンサル会社との打合に行った時に利用した、小田急小田原線「代々木八幡駅」。

大規模な改修工事を行っていました。

そこで見た、駅のホームに使われているプレキャストコンクリート。

代々木八幡駅

小田急小田原線「代々木八幡駅」

小田急小田原線が動きながらの駅の改修工事。

耐久性・合理化・省力化・経済性・安全性・環境保全に優れるプレキャストコンクリートの採用。

多くの問題をクリアさせています。

建築は、それぞれに条件が異なります。

だからこそ、構造もそれぞれの条件をクリアさせるために変わります。

吉野聡建築設計室では、たくさの構造・工法の中から検討します。検討しています。

これが建築設計です。

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