メンテナンスにおいて、屋根・外壁・基礎も大切ですが、コーキングも要チェックです。
コーキングのチェック・メンテナンスを怠ると、屋根や外壁、部材と部材の取り合い部（境目）からの雨漏りが起こることがあります。

外壁のコーキングは通常5～10年の寿命と言われています。
それは、紫外線によってコーキング材自身が劣化するためです。
この年数は目安であり、建築のデザイン・方位・建設場所などの条件によって変わります。
施工時に弾性のあるコーキングは、地震や風による建物の揺れに追従して動きますが、劣化に伴いコーキングが硬化したり痩せてくることですき間が発生し、そこから雨水が侵入してきます。

一部、硬化や痩せ・ひび割れなどが確認できます。

コーキング材の打替えを行うために、既存のコーキング材+バックアップ材を撤去すると。
漏水の後を確認です。
この建築は、夏の台風・ゲリラ豪雨時に、頻繁に雨漏れがある建築です。
定期的な点検+コーキングの改修工事は、建物の寿命を延ばすほか、私たちの生活も安心となります。

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