前兆現象の観測による地震予知 

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地震の予知はできますか?
甲府商工会議所青年部は、12月20日(金)
山梨県立文学館講堂にて、東京大学名誉教授の村井俊治氏を講師に迎え、甲府商工会議所青年部創立30周年記念講演「前兆現象の観測による地震予知~次の10年に向けて、今知るべき地震の予測~」を開催しました。

地震の予知はできますか?
○月×日に□□地方で大きな地震があると聞きましたが、どうでしょうか?
気象庁のWebサイトでは、このように記されています。
地震を予知するということは、地震の起こる時、場所、大きさの三つの要素を精度よく限定して予測することです。例えば「(時)一年以内に、(場所)日本の内陸部で、(大きさ)マグニチュード5の地震が起こる」というようなあいまいな予測や、毎日起きているマグニチュード4程度以下の小さな地震を予測するような場合はたいてい当たりますが、それに情報としての価値はあまりないと考えます。少なくとも「(時)一週間以内に、(場所)東京直下で、(大きさ)マグニチュード6~7の地震が発生する」というように限定されている必要がありますが、現在の科学的知見からは、そのような確度の高い地震の予測は難しいと考えられています。

「地震は必ず予測できる」
の著者でもある村井先生。
地震予知の前兆観測
1.測位衛星による地殻変動観測
2.搬送波位相の異常観測
3.擬似温度の以上観測
4.超超低周波の地電流の異常観測
5.低周波音の異常波形観測
6.地震雲の判読
上記6つの前兆観測しながら地震予知につなげる内容です。

実際に起きた下記の3つの大地震。
2011年3月11日の「東日本大震災」
2018年6月18日の「大阪府北部地震」
2018年9月6日の「北海道胆振東部地震」の事例を交えながら。
また、日本にあるいくつかのミニプレートにも注目。

ミニプレートの境界で地震
内陸地震の7割は、ミニプレート境界で起きていると言った納得のお話に、1.5時間があっという間に感じられた素晴らしい講演です。

「地震を予測して、ひとりでも多くの人の命を救いたい」
JESEA 取締役会長 東京大学名誉教授 村井 俊治先生は、予測を外すことのリスクよりも、地震の前兆を掴みながら発表せず、多くの人々の命が奪われることの方が罪深いと私たちは考えているからです。テクノロジーの発達が目覚ましい昨今、「MEGA地震予測」の精度も向上し続けています。地震が予測できれば、地震被害も最小限に抑えることが可能です。その実現を目指し、今後も地震予測の研究と日々向き合い、精進していきます。

そこで、村井先生は、地表の異常を検知し地震を予測するアプリを公表し+ダウンロードが可能になっています。
「MEGA地震予測」
私も、多くの皆様のお役に立てればの気持ちです。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

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