「2020年夏」
山梨県甲府市では、35度を超える猛暑日が13日連続となった事。
また、12日連続の熱帯夜で観測史上最長を記録しており、今年も記録的な暑さとなりました。
暑い夏に行う基礎・躯体工事のコンクリートには、さまざまな注意があります。
それは、1日の平均気温が「25℃」を超える日。
コンクリートは「暑中コンクリート」として扱います。
暑中コンクリートでは、気温が高いことによってセメントの硬化が促進されるためワーカビリティー(コンクリートの軟度)の低下などを招いて結果的にコールドジョイント・強度低下・ひび割れの発生等につながります。
そのため、暑中コンクリートにあっては
1.使用する材料を低温のものにする。
2.単位水量・セメント量を抑える。
3.混和材料を用いる。
4.コンクリートと他の物質との接触面を濡らしておきます。
5.練混ぜから打設完了までの時間を短くする。
などの対策を行います。
コンクリートの品質確認
赤〇印の部分で、コンクリートの温度を計測しています。
コンクリートの仕様・施工方法は、季節やその日の天気・温度などによって変わります。
頑丈で力強いコンクリートは、実は細心の注意+繊細さが求められます。
だからこそ「コンクリートは生き物」として考えています。
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耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
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加藤忠宏
おはようございます
コンクリート一つとあっても結構、慎重さが必要なのですね
保険屋あい
こんにちは。
コンクリートは、乾く時間を計算して出荷し、
使用しなくてはいけないと聞いたことがあります。
気温にも注意しなくてはいけないなんて。
繊細な生きものですね。
みんなニコニコ医療食のよっしー
吉野さん、こんにちは!
暑い時のこうした対応は知りませんでした!
こういうことは本当にありがたいです。