道路の地中部にある水道管からの分水

私たち人間は、水を飲んだり・使用したりしなければ生きていくことが出来ません。
大切な・重要なものです。
日本では、水道の蛇口をひねればいつでも好きなだけ清潔な水を使うことが出来る環境が整っています。
それは、江戸時代から水道が整備されていたという記録が残っており、地下に埋められた水路を通って上流の水が江戸全域に行き届くように整備されていました。
その水は要所に設けられた井戸で汲み上げ、町民の生活に用いられていたようです。
現在では、道路に埋めてある配水管(水道本管)から分かれて、それぞれの敷地に敷設した給水管から止水栓・水道メーター・水抜き栓と言った水栓装置を通り、それぞれの蛇口から綺麗な水が出てきます。

設計・監理を行っている建築現場で、水道の分水工事を行っています。
道路の地中部にある水道管は、水道管道路法施行令(昭和46年政令第20号)第12条第3号では、埋設深さについて明記されています。
「水管又はガス管の本線を埋設する場合においては、その頂部と路面との距離は、1.2m(工事実施上やむを得ない場合にあっては、0.6m)以下としないこと。」と規定されている。

道路の地中内にある水道管
道路の地中内にある水道管。
アスファルトにカッターを入れ、重機で掘り下げます。
ある程度の深さ(1.0m)から、スコップで手掘りとなります。

分水検査
水道本管からの分水。
行政機関の検査を行い、水道装置を取り付ける工事です。
ここにも多くの基準があります。
これも全て安心・安全の水の為にです。
その他、道路の地中部には「下水管、ガス管、電線」などあらゆる設備が埋め込まれています。

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