自身の経験に基づいたホンモノのバリアフリーの住まい

吉野聡建築設計室 吉野聡
吉野聡建築設計室 吉野聡
26年付き合っている後遺症があります。
それは、24歳の時に行っていたスポーツの事故によって右顔面を強打。
外傷性くも膜下出血+脳挫傷が原因で起こった左半身マヒによる運動障害です。
頭の上部から足先までの目・鼻・口・手・指・足。
見事に左半身の完全麻痺です。
その麻痺によって。
・発生障害・嚥下(えんげ)障害
・言語障害
・感覚障害
・排泄障害 です。
そして、目の「復視」と言う症状。
物が二重に(二つに)見えることを複視といいます。
身体障害者の認定も取得できるレベルでした。

言葉には表現できない厳しい・辛い経験。
そんな経験をしたものだけがわかる事がたくさんあるんです。
今日は、そんな経験から学んだ建築の提案をUP致します。

身体的な不自由があると、動きも不自由になります。
車椅子を使って移動になる事もあります。
だからこそ、室内の移動は出来るだけ短距離に。
そして、安全に・見やすく・行きやすくが絶対条件になります。

広い真っ直ぐな廊下

広い真っ直ぐな廊下。
大きな開口幅の吊戸式の引き戸。

大きな開口

寝室から、そのまま脱衣室・トイレ・廊下・リビング・クロゼットへ行くことができるプラン。
吊戸式の引き戸の開口巾は、1.0mあります。
しかし!!このようなプランでありながら、各動線やプライバシーも満足できるプランとなっています。

身体に障害があると、行動に時間もかかります。
それは、その行動を安全に行う為の事であり、「確実に」を追求するからこそでもあります。
そんな思いを理解出来るからこその提案を行っています。
実体験からのホンモノの提案です。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
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