甲府市公共建築 地盤調査「平板載荷試験」

建築物を支える基礎。
基礎を支持する地盤。
その地盤が安全なのか??
目に見えない地盤の中。
実際に調査をしなければ、正確な事が分かりません。
また、地盤調査は建築基準法でも定められています。

平成12年建告1347  建築基準法に基づく告示
「建築物の基礎の構造方法及び構造計算の基準を定める件」
第38条第3項に規定する建築物の基礎の構造は、次の各号のいずれかに該当する場合を除き、地盤の長期に生ずる力に対する許容応力度(改良された地盤にあっては、改良後の許容応力度とする。以下同じ。)が1㎡につき20kN未満の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造と、1㎡につき20kN以上30kN未満の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造又はべた基礎と、1㎡につき30kN以上の場合にあっては基礎ぐいを用いた構造、べた基礎又は布基礎としなければならない。

数ある地盤調査の方法。
建築用途・規模・構造などの条件によって、地盤調査方法も変わります。
吉野聡建築設計室では
1.スウェーデン式サウンディング試験
2.表面波探査法
3.ボーリング標準貫入試験
4.平板載荷試験
上記の4種類の調査を建築の条件によって使い分けています。

令和4年5月中旬 甲府市にある小学校の敷地内で上記の4の「平板載荷試験」を行いました。
「平板載荷試験」とは。
建築物を建てる際にその土地がどのくらいの重量に耐えられるかを求める地耐力試験の1つです。
平板載荷試験においては、直径300mmの平らな鉄板に荷重をかけ、その時の時間経過による変位を測定し、荷重・時間・変位の関係から地耐力を求めます。

載荷試験
大型のバックホウの重さを利用してジャッキで地面に圧力を加えます。

載荷試験
沈下量を測定するセンサー
調査中の立会い+確認することで詳細な状況も確認します。
そして、調査結果の速報を報告しながら、発注者(甲府市役所)に報告です。
調査結果はによって、安心して・安全に工作物を設置する事が出来ます。

弊社では、地盤の調査を100%立ち合います。
建築や工作物の基となる基礎
その基礎を支える地盤の調査は全ての基本となる為に、大切に大切に考えています。
「正しい事を正しく」
吉野聡建築設計室のスタイルです。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
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