木造建築の「釘」 施工後でも色で確認です。

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木造建築の2×4工法(枠組壁工法)や木造軸組工法(在来工法)で使用される釘は、使用ヶ所によって使用する釘が異なります。
基準通り施工されているか、工事現場監理の中でしっかり確認致します。
「工事監理」とは
その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう。(建築士法第2条6より引用)
まぎらわしいが、監理とは別に管理も存在する。工事管理は施工者が現場を運営する業務でいわゆる現場監督がそれを行う。(工事監理 - Wikipedia抜粋)

釘を「打ち込んだ後では検査ができない」という問題を解決するために、デジN釘(N釘)やCN釘・BN釘(JIS A 5508-1992)と称する頭部に釘長の刻印されたカラー釘があります。
「住宅品質確保促進法」(品確法)により、在来軸組工法でもJIS規格のN釘の使用が義務付けられ、CN釘と同様、品確法対応のN釘もサイズ別の着色がされている釘を使用します。

色分けされた釘
釘1本1本の確認。
建築の工事監理は、小さな確認の積み重ねです。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
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