気になる鬼門は、計画時・設計時に確認しています。

鬼門とは、風水や家相において不吉とされる方角のことです。
北東のこと。 これを艮(うしとら)と呼ぶが、陰陽道での考え方であり、常にこの方角のことをさす。
この方角から鬼が出入りすると考えられており、玄関やトイレ、厨房など水まわりを避けるべきと考えられている。
鬼門とは反対の、南西(坤、ひつじさる)の方角を裏鬼門(うらきもん)と言い、この方角も忌み嫌われる。

吉野聡建築設計室の設計・監理を行う建築は、鬼門の確認を行っています。
住宅だけでなく店舗・飲食店・企業など、あらゆる建築でも行います。
しかし、確認方法は一般的な言われている内容です。
それは、鬼門の由来にはさまざまな説があり、検討を行う時の建物の中心の決め方についてもいろんな考えがあるからです。

鬼門
北東の鬼門 南西の裏鬼門

建物の中心の決め方について
1.大黒柱や棟木の中央を中心とする
2.いまの中心を家の中心とする
3.平面図形の重心を求めて中心とする
4.張りや欠けが、その一辺の3分の1未満の場合、張りや欠けが無いものとして四角形を描きます。
 その四角形の対角線の交点が中心となります。
ご依頼者からの指示が無ければ、吉野聡建築設計室では「4」を採用しています。

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このように多くの説や考え方があります鬼門。
起源は古代中国にさかのぼります。
表鬼門の東北と裏鬼門の南西。
・当時の都の北東と南西には強大な敵がいた。
・南西からは強風が吹いてくる。
つまり鬼門とは「外敵」と「強風」を意味し、北東と南西に開口部と水まわりを作らないというのは、住む人の安全と健康を考えた古代中国の生活の知恵と言う事です。
そして、日本に伝わり変化しながら今に伝えられています。
歴史学的に言えば、日本の鬼門は古代中国の生活の知恵と、日本の古代神道が入り混じって生まれたもので、家の中に悪いことが起きるという根拠はどこにもありません。
全ての基本は「健康的で使いやすい建築」という事に繋がると考えています。
しかし、このような事を大切にする気持ち・心が大切ではと思います。
弊社が鬼門を確認する理由は「安心」です。
安心して使い続けて頂きたい思いで、しっかり確認させて頂きます。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成

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