「概要編」内陸部にある山梨県甲府市の液状化現象1/3

3回のシリーズでUPさせて頂きます「内陸部にある山梨県甲府市の液状化現象」
本日の第1回は「概要編」です。

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能登半島地震で「液状化現象」が確認された石川県内灘町で、地盤が横方向に最大3メートル前後ずれ動く大規模な「側方流動」が起きたことが、地盤工学会の現地調査でわかった。
また、東日本大震災では千葉県の浦安市や幕張など埋め立て地でおおく確認されています。
この液状化現象は、海岸地域だけでなく内陸地でも起きていました。
その理由は「かつて川や沼・池などの埋め立て地では」と考えられています。
一度液状化する地域は、再度液状化する傾向にあります。

地震における液状化は、1964年3月24日 アラスカ地震によって初めて認知されています。
日本では、1964年6月16日 新潟地震です。
周りを山々で囲まれた山梨県では、駿河湾を中心にマグニチュード8級と想定されている「東海大地震」の影響地域内とされています。
東海大地震は、明日にでも発生する可能性が否定できないと言われており、山梨県でもさまざまな対策が進められています。
建築基準法では、施行令第93条(地盤及び基礎ぐい)
地盤の許容応力度及び基礎ぐいの許容支持力は、国土交通大臣が定める方法によつて、地盤調査を行い、その結果に基づいて定めなければならない。
建築と地盤の関係が記載された条文です。

「建築を支える基礎、その基礎を支える地盤」
地盤の検討も設計の一部ですが、その前の建物を建てる土地の選ぶ時に、液状化の地域を避ける事も大切となります。
次のような場所は、液状化が発生しやすいところです。
・砂質の地盤で、地下水位が高い場所
・昔や川であったり、水田・沼・湖などがあった場所を埋め立てたり造成をした場所

このように、吉野聡建築設計室では敷地選びにや液状化における建築についても多くの提案を行っています。
土地の選定時からご相談下されば、多くの提案をさせて頂きます。
それは、地盤の関係はもちろん、建築基準法や利害関係・ライフラインや建築設計と言う目から見た周辺条件です
早めに多くの情報を得て、スムーズな流れで進める事をお勧め致します。

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