2025年 建築デザインにも関係する「流行色と景気」2/2

世の中にあるもの全てには色がついていて、自然界からつくられたり、モノづくりに携わる人がいろんな思いによって決められています。
そんな生活の中に溢れる色は、私達に多くの・大きな影響を及ぼします。
建築やファッションでは、その時の場所・時間・季節・状況等によって色が変わります。
それは、受取側は無意識に色に誘導されているが、発信側は人々を誘導する事が可能となります。
本日は、2025年春の話題の色についてUPします。
・世界的な色見本帳を出している企業PANTONE® STORE JAPANは、
 「Mocha Mousse(モカムース)」を選んでいます。

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「Mocha Mousse(モカムース)」
温かみのあるブラウン「モカムース」は、おいしさを連想させながら、心地よさを求める気持ちに寄り添うカラーです。豪華でリッチな印象と同時に落ち着きを与えるこの色は、洗練された佇まいとバランスの良さが魅力。さまざまな個性・スタイルと調和して、医療現場のスタッフとチーム、そして患者様に安らぎを与えます。
そしてアクセントを与えるカラーとして
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一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が選ぶカラーは「ホライゾングリーン」

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世界では、自然災害や紛争など先の見通せない状況が継続しており、私たちの日常も危ういバランスの上に立っているような不安感が拭えません。
 自然災害があると地球の生態系への関心が高まります。自然の色と言えばグリーンが挙げられます。中でも青みを帯びたグリーンは、深い森の樹木、豊かな海、美しい珊瑚など、壮大な自然を想 起させる色です。青みに、混沌とした時代を冷静に読むまなざしや、その先にある希望のイメージを重ね、青みを帯びたグリーンを2025年の色―メッセージカラーとして選定しました。
水平線は横の繋がりに例えられます。社会的な立場や、年齢、性別、さらには人や動物までも、ただ一つの命として、広く平等に繋げる線です。空の青と海のエメラルドグリーンが溶け合う水平線の色、「ホライゾングリーン」。どこまでも繋がる水平線を見つめるように、広い視野で先を見通す、落ち着いた中にも確かな希望を感じさせる色です。

昨日のブログでUPしています「景気と色の関係」
好景気(不安がなくなるにつれて)パステルカラーの明るい色を求めるようになり、多くの皆様が・世の中が・社会が明るい気持ちへ向かっている表れではないかと思います。
確実にいい方向に向かっている!!
経済・景気・社会情勢は、建築デザインやカラーにも大きく影響します。


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