2個以上の部材の接合部に、熱又は圧力もしくはその両者を加え、必要があれば適当な溶加材を加えて、接合部が連続性を持つ一体化された1つの部材とする接合方法の「溶接」
鉄骨造建築の主要構造部の鉄骨の溶接部などに、不良がないかチェックする「溶接検査」があります。
この検査は、1998年(バブル期の頃)の鉄骨造の不良から改正建築基準法が施行され、鉄骨製作会社が行う「自主検査100%」とは別に、第三者に委託し検査を行う「第三者検査30%」と設計監理者の吉野聡建築設計室 吉野も30%の検査を行います。
鉄骨造 製作工場製品検査
溶接部 超音波検査
溶接部の欠損ヶ所。
更に詳細確認を行うと、溶接の仕上のピンホールと言う事を確認ですが、この箇所の再施工を指示してます。
このように、目視や超音波探傷試験を用いて行う検査は、鋼材に超音波を伝搬させ反射した信号を受信し、きずの位置や大きさを測定する試験方法です。
手法は大きく分けて垂直探傷法と斜角探傷法があり、垂直探傷法は試験面に対し超音波を垂直に伝搬させる方法です。斜角探傷法は試験面に対し超音波を斜めに伝搬させる方法です。
今回の検査を行う前には、工場の自主検査100%を行った上で、監理者の検査(抜き取り率30.0%)を行い、全ての合格(100%)です。
全ての検査をクリアし、これから鉄骨造の建築現場に搬入され建て方が行なわれます。
現場でも、柱・梁・筋交い・床板が設計図面通りの寸法・形状・配置で施工されていることを確認しながら、現場溶接についてはも外観検査、超音波探傷試で確認します。
このように、鉄骨造の建築の構造材においても、様々な検査・確認・現場監理があります。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
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溶射屋
吉野さん
我が工業団地には、結構有名な松尾鉄工という鉄骨屋さんがあります。
加藤忠宏
資材の確認ですか。素晴らしい手間ですね。
保険屋あい
こんにちは。
何事も点検、検査が必要ですね。
そのうえで、改善、修正が必要なら対処すればよいです。
人間のすることに100%はありませんから
点検、検査が必要ですね。