防火戸に連動する「煙感知器」くもの巣やホコリで不作動

防火戸は、火災が起きた建物の中で、炎や煙が広がらないように留めたり、近くの建物への延焼を防いだりするという役割を持っています。
一時的に炎や煙を一定の箇所に留めることができれば、消防署への連絡や、避難経路を確保する時間を稼げるようになります。

階段室の防火戸(竪穴区画)
甲府市内のマンションの階段室にある防火戸と煙感知器
竪穴区画の防火戸です。

防火戸 天井面の煙感知器

クモの巣 煙感知器
天井面にある煙感知器で、火災時に煙を感知して防火戸が閉まる構成となっています。
特殊建築物定期調査報告等で建物の点検を行っていると、この煙感知器の開口部にホコリやクモの巣で塞がっている事があります。
特殊建築物等の建物所有者の皆様。
火災が起きた時の火炎の延焼や煙・ガスを、防火戸が一時的に火と煙をせきとめ、火災の被害を小さくするというのが防火戸の役割です。
防火戸の点検時や大掃除の時など、煙感知機が正常に作動するように清掃をお願い致します。

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