
建築には、電気・給排水・防災等の多くの配線・配管布設されています。
その中で排水管は、汚水や雑排水がスムーズに流れるよう、適切な勾配(一般的に1/50から1/100程度)を確保して設置する必要があり、場合によっては梁や壁・スラブなどを貫通することがあります。
その貫通を建築ではスリーブと言い、コンクリートの壁・床・梁などに配管や配線を通すために、建設時にあらかじめ設けておく筒状の「貫通孔」やそのための部材(筒)のことです。


後から配管をスムーズに通せるように「通り道」を確保し、配管の保護、気密性・防火性の向上、将来のリフォームにも対応できる重要な役割を果たし、ボイド管や塩ビ管などが使われますが、エアコンの取り付け口を指すこともあります 。
そこにも多くの基準があります。
下記の図は、鉄筋コンクリート造の基礎の地中梁に設ける「スリーブ」です。

鉄筋コンクリート造の基礎の地中梁に設ける「スリーブ」基準
位置: 梁の中央付近(上下)が望ましい。
間隔: 複数のスリーブを並べる場合、中心間隔は両孔径の平均値の2倍以上。
孔径: 梁せいの1/2以下。
継手位置: 鉄筋の継手(ジョイント)部分には設けない。
柱との位置: 柱面から1.5D(Dは梁せい)以上離すのが原則だが、地中梁では緩和されることがある。
梁スリーブは、建物の構造と設備の機能をつなぐ大切な役割を担っています。
設計段階での綿密な計画と、現場での丁寧な施工が、建物の品質を守る上で非常に重要になります。
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加藤忠宏
そうですね。建築現場でよくみるこれ。正解でした