「火災予防」古い延長コンセントも定期的に交換

コンセントとは、壁や床に設置され、家庭内配線から電化製品へ100Vの電力を供給するための「受け口(差込口)」のことです。
正式には配線用差込接続器と呼ばれ、大正時代に普及した「concentric plug(同心構造のプラグ)」の「コンセント」という部分だけが残っています。
更に、コンセントの正しい表現は、壁側が「コンセント」、電気コードの先端が「プラグ」との名称です。
仕組みは、左右の穴で役割が異なり、左側は接地(アース)側、右側は電圧側(100V)となっています。

壁のコンセントから離れた場所へ電源を引いたり、差し込み口の数を増やしたりする延長コンセントjは、家庭用は合計1500W(ワット)までの家電に対応し、過熱防止のブレーカー付きやUSBポート付きなど様々な種類があり、タコ足配線や束ねての使用は発熱・火災の原因となるため注意が必要です。
また、古くなった延長コンセントも要注意です。
内部劣化や被覆の損傷により3〜5年で寿命を迎え、発熱・発火(トラッキング現象)のリスクが急増するため非常に危険です。
更に、プラグの変形、コードの被覆のひび割れ、異常発熱がある場合は、ただちに新品へ交換してください。
古いコンセントは、火災を引き起こす危険な消耗品としてご理解ください。

古い延長コンセント

古い延長コンセントの破損
山梨県甲府市 吉野聡建築設計室で使用されていたコンセント。
もう20年近く使っていたのではと思います。
コンセントの端部が割れ、中の配線が見えるようになっていたことがきっかけに、事務所内のすべてのコンセントを交換です。
次のような状態が一つでもあれば、基本的に交換を検討した方が安心です。
①差し込み口がゆるく、プラグがすぐ抜ける
②黒く焦げた跡や変色がある
③焦げたようなニオイがすることがある
④使用中にカチッ・ジジジ...など異音がする
⑤ひび割れや欠けがある
⑥かなり昔の家で、一度も交換した記憶がない
これらは、接触不良や発熱につながり、最悪の場合は火災リスクになるため、使用の中止か交換が安全です。

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