「停電の緊急避難時」非常用照明があるからこそ。

火災や地震などの自然災害や、不慮の事故などによって供給電源が絶たれた際に、避難方向や周囲の状況を把握できなくなるため避難活動が困難になります。
そんな時に、安全かつ円滑に避難が出来る為に設置する「非常用照明」。
建築基準法や消防法によって、設置基準・機器選定が定められており、建築主は安心・安全な建築の維持管理を努める義務があります。
非常用照明は、主にLED・電池内蔵型が主流で、非常時に30分以上、床面照度1lx以上(LEDは2lx以上)を確保する必要があります。
設置目的: 地震や火災などの停電時、パニック防止と安全な避難経路の確保。
設置対象: 3階以上、500㎡超、または無窓の居室を持つ特殊建築物や商業施設。
光源と種類: LED一体型が主流で、省エネかつ長寿命。電源内蔵型と電源別置型がある。
性能基準: 停電後、即座に点灯し、30分間以上点灯を維持する(建築基準法)。
メンテナンス: バッテリーの寿命(約4〜6年)があり、電池屋などの専門店で交換用蓄電池を購入し定期的な交換が必要。

停電時のみ使用する「非常用照明」
どのように照らされるのか?
どのような明るさなんだろう??
避難活動に対して、不自由のない明るさなんだろうか???
点灯した非常用照明を見たことがない皆様へ。
下記の写真の部屋が、非常用照明のみに照らされた空間です。

非常用照明
この明るさがあれば、避難時でも問題なしです。

では、基準はどうなっているのか??
照度は、床面において水平面照度で1 ルクス(LED及び蛍光灯の場合は2 ルクス以上確保できること(地下街の地下道は10 ルクス以上)となっています。
1ルクスや2ルクスと言う照度は、月の夜道ぐらいの明るさです。

月の明るさ

もちろん基準をクリアすればOKですが、より安全に+より快適にを考えると、上記の写真のような照度が必要かなと考えます。

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