紀州備長炭と建築 Part2

  • 投稿日:
  • by

***今日は何の日*** <速記記念日>

1882年、田鎖綱紀が東京・日本橋で日本初の速記法の講習会を開催したことを記念して、日本速記協会が制定

昨日は2種類の粒の紀州備長炭と弾性左官塗材を混ぜた部分で終了しました

今日は良く混ぜた備長炭入りの左官材を下地材の上に金コテで塗っていきます

紀州備長炭+左官材11

粒の大きい備長炭と弾性左官材

黒い点が備長炭の粒です

漆喰にわらを混ぜコテ塗仕上をする壁を見ますが、そのようなイメージに似ています!

和を感じる柔らかいイメージです

紀州備長炭+左官材22

粒の小きい備長炭と弾性左官材

コテ塗りの他にくし引きをしてみました

仕上の凹凸により色の変化もなく弾性左官材そのままのイメージです

紀州備長炭+左官材33

粒の小きい備長炭と弾性左官材の金コテ仕上

小さい備長炭の粒が表面に表れています

和の模様のようにも感じられます!

紀州備長炭+左官材44

粒の大きい備長炭と弾性左官材のくし引き仕上

大きい粒がそのまま表面に表れたり、左官材を引っ張ったりしている部分が既製品には無い柔らかな表情をしています

今後も備長炭と左官材の配分量や、備長炭+漆喰の実験を行なっていきます!

漆喰になるとまたイメージが変わってくるのではと思います

何度も実験を重ね、現在設計図面を作成している吉野聡建築設計室の新しい事務所の内装の仕上にと考えています

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市デザイン・住宅・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

紀州備長炭を使った建築の仕上材にご理解してくださるなら(1click)

人気ブログランキングへ