建築CAD

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***今日は何の日*** <ピーターパンの日>

1904年のこの日、イギリスの劇作家ジェームズ・バリーの童話劇「ピーターパン」がロンドンで初演された

建築の設計では、平面プランや内・外部デザインの元になる「基本設計」とその基本設計を元に詳細な図面作成の「実施設計」に分かれます

実施設計は建築CADソフトを利用して設計します

CAD

実施設計の1/50の平面詳細図

この平面詳細図の中に約1万本線が書かれています

この程度の図面であれば、作成時間は約1.5日です

CADの歴史について調べてみました

「CAD」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』抜粋

2次元製図システムは1960年代、アイバン・サザランド博士が開発した「Sketchpad」を原型として、アメリカ国防総省の肝いりで実用化された、航空機の設計を主たる目的とした「CADAM(キャダム)」が長くデファクトスタンダードであった。航空機の設計には膨大な量の図面が必要であり、当時軍用機の主力メーカーであったロッキードがCADAMの開発に協力したと言われる

アメリカの国防総省!

軍事目的の為だったのですね

CADと言っても様々な種類があります

建築用 、建築設備用 、機械用 、土木用、電気用(回路用CAD,基板用CAD) 、半導体分野などですね

日本の建築分野でよく利用されているCADは、DRA-CAD・Jw_cad・VectorWorks・AutoCADです

吉野聡建築設計室では全てのCADを持っていますが、利用しているのはこの中のDRA-CADです

私が使うDRA-CADは、機能・使い安さ・プリントした時の図面の綺麗さ・他のCADとの互換性などNo1だと思っています

ユーザー数ではフリーソフトのJw_cadが最も多いですね

設計を行う時に使用するCADソフト

その特徴として

1.繰り返し図形をコピーで作れるので効率的に作図可能。また、類似図面の作成が容易

2.コンピュータが持つデータから寸法を記入するため、単純な寸法ミスを無くせる

3.設計途中での寸法や面積の測定により、手計算の手間を省ける

4.設計したデータをそのまま出力・印刷するので、細部まで正確な描画が可能

CADの効率化や正確さには感謝しています

特に「4.細部まで正確な描画が可能 」にはとても便利です

吉野聡建築設計室の設計図面は、ほとんど原寸(縮尺1:1)での作成を行っています

設計=CADは切り離せない存在ですね

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市デザイン・住宅・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

建築CADにご理解してくださるなら(1click)

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