2×4工法での現場監理

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***今日は何の日*** <二・二六事件の日>

1936年、陸軍皇道派の青年将校らがクーデターを起こした。岡田啓介首相をはじめ、政府・軍部の要人を襲撃、蔵相の高橋是清らを殺害し、永田町一帯を占拠したが、国民の支持を得られず、失敗に終わった

木造建築の中で代表的な在来工法と2×4工法

同じ木造建築ですが、基準は違います

2×4工法での監理の1つをご紹介します

2×4工法は部材を釘によって接合する事をを基本とし、基準通りの仕様の釘によって施工する事により建物の安全性を確保します。

ですので2×4工法では、各構造部位ごとに使用する釘の種類・本数・打ち方がすべて決められています。

構造躯体用には、CN釘・GN釘・SN釘・ZN釘・SFN釘の5種類があります。在来木造用の釘に比べると太さが違い、剪断や引き抜きに強くなっています。

また木材同士の接合に使用されるCN釘は4種類あり、それぞれの長さにより緑・黄・青・赤に色分けされています

吉野聡建築設計室 新築工事で確認した釘

2×4専用の釘1 2×4専用の釘2

各種CN釘               色分けされたCN釘

CN釘の使用ヶ所では

釘の使用場所

左上に木を貫通している釘があります

CN90です(赤色)

貫通させる事によって、所要長さが確保されているか、また色の確認が可能です

釘を打ちつける間隔の基準もあります

次に右側の合板面に打ち付けているCN50の緑の釘です

合板の場所によっての釘を打ち付ける間隔の違いがあります

このように2×4工法ではとても重要になてくる釘

さまざまな基準の中で施工されているかの確認を行うのが「監理」です

1つ1つ詳細に確認を行いながら監理を進めていきます

吉野聡建築設計室

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

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