「個別暖房」から「全体暖房」へ

南北に長い日本  

10月の下旬になってくると、北の北海道・東北地方や標高の高い地域など、既に暖房器具が活躍している所があります

北海道では初霜・初氷の観測

これから寒い日がやってきます

「温かく・快適に・健康的な生活を」と考えています

現在の日本の住まいは、暖かい部屋と寒い部屋が混在しています

それは部屋単位で暖房を行う「個別暖房」が主流になっている為です

建築は、外部と内部の境界で断熱・気密は行っていますが、部屋単位では行っていません

ですので、快適な環境を保つ為には大きなエネルギーが必要となります

地球環境に対してマイナスの生活です

その他、ヒートショックの原因にもなります

ヒートショックとは、急激な温度変化により体が受ける影響のことである。リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しいところを移動すると、体が温度変化にさらされ血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などにつながるおそれがある。日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高いとされ、その理由は「お風呂場と浴衣室の温度差」であるとされる(Wikipedia抜粋)

吉野聡建築設計室が設計・監理を行う建築は、建物全体を1つとして考える「全体暖房」を提案・設計しています

全体暖房を考えるとき、平面プラン(間取り)、内部空気の循環、断熱・気密性能、開口部の仕様・位置・大きさなど多くの検討が必要です

このような多くの配慮を行った建築は、周囲の環境に影響されにくい建築となります

ですので、快適な環境が持続します

持続すると言う事は、その後は小さなエネルギーのみでOKなんです

全体暖房を考えた建築は、環境に・財布に安心です

「省エネ」「快適」「健康」に繋がります

これからの建築として提案を行い続けています

山梨県甲府市

デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

吉野聡建築設計室

山梨県 甲府市 徳行3-3-25

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