冬に施工するコンクリート

冬のコンクリート工事には、多くの注意点・対応が必要です

外気温が-0.5~-2℃以下になると凍ってしまいます。コンクリートが初期に凍ると硬化力を失い強度も出なくなりますので冬の工事では、コンクリートを凍らせないようにしなければなりません。

一般に日平均気温が4℃以下になるような時期に打設するコンクリートを寒中コンクリートと言います。寒中コンクリートの施工では、使用する水、砂、砂利等の温度を高くして練ったり、水セメント比を小さくしてコンクリートの強度がなるべく早く発現するようにしたり、また打設したコンクリートに電気・その他の方法で加熱、保温したりしてコンクリートを凍らせないような工夫をしています。

日平均気温が4℃以下」に注意です

山梨県のような内陸部では、日中と夜間、早朝の気温差が大きく日平均気温が4℃以上の場合にも、最低気温が低下し、初期養生時のコンクリートが凍害を受ける場合があるので注意が必要です

ある有名ハウスメーカーの現場で確認

小雪の降る中でのコンクリート打設

コンクリート打設

フォトショップにて画像を小さく+暗くしています

多くの対応を行えば、上記の写真のような日でもコンクリート打設は可能です

しかしです!!

このような条件の中でのコンクリートの打設

吉野聡建築設計室の現場監理の判断では、多くの理由により中止の指示を致します

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