4回のシリーズでお送りする「建物の基礎の下に設ける杭基礎」
平成26年1月下旬に建築工事の着工が行なわれています
山梨県甲府市城東にある貴金属加工・販売会社の株式会社 山勝様の社屋の増築工事
2014年2月12日
貴金属加工・販売 株式会社「山勝」増築工事 地鎮祭 をご確認下さい。
建設地の地盤調査の結果から、建物を支える事が出来る地盤があるのは、地表面から約15m下った位置にある事を確認。
あらゆる検討を行った結果、コンクリートを用いたPC杭基礎を採用しています。
本日のブログは「杭工事の施工状況」をUP致します。
今回採用した工法は既製杭埋込み工法 プレボーリング工法。
コンクリート製の杭(PC杭) 1本が5m×3本=15mの杭を使用します。
その施工方法は。
掘削ヘッドが付いたドリル(オーガースクリュー)を使用し、適宜に掘削液を使用しながら回転させながら掘削します。底盤(15m)に達したら、コンクリート(杭周固定液)を注入しながら引上げます。その後に杭を所定位置に設置します。
まずは、大型ドリルを使って杭を挿入する穴あけです。
計測器によって測量された位置にドリルをセットします。
ミリ単位の仕事です。
掘削ヘッドが付いたドリルを回転させて、400φの穴をあけます。
その時に、地中内の土が地表部に。
明らかな粘土層。
この土質では、建物を支える事が出来ません。
コンクリート(杭周固定液)を流し込みます。
ここまでくれば、全ての準備はOK
続きは明日。
明日のブログでは、350φ×15mの杭の挿入です。
山梨県甲府市
デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理
吉野聡建築設計室
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藤井
吉野聡建築設計室さん、お早うございます。
とっても分かりやすいです!!
ファイ、パイ も覚えました(^^)
auger screw
ありがとうございます。
やまだゆたか
吉野さん、おはようございます。
見事な粘土層ですね。
400の穴、すごいですね♪
保険屋あい
こんにちは。
大量の粘土が出てきますね。
沢山穴を開けなければ行けないので、
大変さがよく分かります。
がんばってください。(^^ )
モルタル・マジック
こんにちは!
コンクリート作業ってあのどろどろしたものが固くなるのが不思議で思わず見入ってしまいます。
溶射屋
吉野聡建築設計室さん
こんばんは!
>明らかな粘土層。この土質では、建物を支える事が出来ません。
確かに・・・こういう地盤になにもしないで建築すると傾くような家になってしまうのでしょうね。
新潟スイーツ・ナカシマ
吉野聡建築設計室さん、こんばんは!
地盤改良ってやつですか!?@-@;
粘土層って結構あるのでしょうか?^^;
明日も楽しみです*^-^*
日南海岸黒潮市場店長フルサワ
こんばんは^^
>掘削ヘッドが付いたドリルを回転させて、400φの穴をあけます。
その時に、地中内の土が地表部に。
明らかな粘土層。
この土質では、建物を支える事が出来ません。
なるほど!わかりやすいですね^^
>地盤内に穴をあけるドリル。
この建設車両の最も要となる部分です。
前記事の写真、初めて見ました^^