外壁タイル調査から改修計画。そして外壁改修工事2/4

「外壁タイルは、いつかは剥離・落下します」

日本建築防災協会の統計資料(外壁タイル張りの耐震診断と安全性対策指針・同解説の付-5外壁タイル張りの剥離・剥落故障例 1998年発行)によれば、タイル張り外壁の故障が確認されるまでの経過年数は平均13.6年と報告されています。

特に、湿式工法によって施工されたタイルは注意が必要です。

その原因は、日射と放冷による表面温度変化で起こる膨張・収縮の繰り返し応力とその重さ(モルタルを含めた)と考えられています。

外壁タイルが貼ってあります建築。

新築や外壁タイルの改修工事が完了してから10年以上経過した場合には、外壁のタイル調査が必要なります。

それは、建築基準法で定められています。

建物の規模・構造・床面積・用途によっても変わりますので、詳しくはお問い合わせ下さい。

昨日のブログでUPしました外壁タイルの調査方法。

「打診調査と赤外線調査」

その調査で得たデータを基に解析を行います。

そして、その解析データを基に、外壁の改修計画を行います。

外壁改修計画案

外壁改修計画 基本設計

外壁タイル調査報告書

1.調査建物・調査・外壁改修計画 概要

2.外壁タイル 打診・赤外線調査 説明書

3.調査計画図(高所作業車)

4.外壁診断調査報告書

5.外壁内穿孔調査報告書

6.外壁タイル改修工法選定

7.工法別コスト比較

8.工法別工程表

9.外壁改修計画(案)

上記の報告書を基に検討する「9外壁改修計画(案)」

浮いている外壁タイルの改修工法は、大きく分けて3つの工法に分ける事が出来ます。

1.浮いているタイルのみを改修する。

2.タイルの上から特殊な工法によってモルタル吹付仕上に改修する。

3.タイルを全面撤去を行い吹付仕上を行う改修。

上記の3つの改修方法の中に細かい工法がいくつもあります。

多くの選択肢の中から、今回の改修計画に適する仕様・工法を定め

外壁改修計画として提出します。

弊社の設計コンセプト

デザイン・高性能・環境・コスト」が1つになる建築の設計

全ての基本はここにあります。

明日は改修計画による改修工事についてUP致します。

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