木造建築で使われる尺貫法「寸・尺・間」

「寸・尺・間」

尺貫法における長さの単位です。

日本の木造建築では、このハイテクの時代であっても基準となっている単位です。

尺寸法の木造建築

木造軸組工法(在来工法)の設計図面

赤の中の寸法を確認してください。

3尺(910㎜)のモジュールで設計されています。

押入の幅は、一間(1.820m)×奥行3尺(0.91m)

3尺=910㎜が基本となっています。

その他下記のような言葉を耳にします。

・寸法

 1間=6尺≒1820mm

 半間=3尺≒910mm

・柱の寸法

 3寸5分≒105mm角

 4寸≒120mm角

・面積の単位

 1坪=1間×1間=3.3124㎡

これらも全て尺貫法からきています。

しかし、この尺貫法。

メートル法の普及により法律上は昭和34年(1959年)からは廃止されています。

しかし、木造建築では頻繁に使われる単位。

現場の大工さんなどは、尺貫法の方が理解されすい事もあります。

また、弊社に設計のご依頼頂くお客様も

・50坪の家を建てたい。

・8帖の広さは、幅2間と奥行2間。

このような単位を使い、普通にお話されています。

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