設計手法が変わるBIM 1/2

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建築学科の大学を卒業して4年間、建築製図用ドラフターに向かってドラガーと言った製図用紙に、シャーペンで1本1本線を描きながら1枚の設計図を仕上げていました。

建築製図用ドラフター

建築製図用ドラフター

シャーペンで設計図を描いていた頃思い出は、1枚の設計図の大切さです。

たった1枚しかない設計図。

1枚完成させるのに費やす時間は、2~3日かかる図面もありました

夏の暑い時に、汗ばんだひじを製図用紙の上でこすって線をダメにしたり、消しゴムで消している時に、製図用紙を破ってしまった思い出があります。

それが今は、パソコン+建築CADで設計ですので、同じ設計図を無限に作成する事が出来ます。

その時に学んだもう1つの大切な事は、1本の線での表現です。

1本のシャーペンで太い・細い、濃い・薄いなどの線を用いて、製図用紙から設計図が浮き上がってくるような設計図を描く事を目標としてました。

CAD化している現在でもその考えは変わっていません。

プランやデザイン、さまざまな提案も大切ですが、設計図をしっかり描く事も大切ではと考えています。

しかし!!

現在のパソコンを使った建築CADから、次の時代に以降する時がきています。

それは!!

「BIM」(ビム)です。

BIMとは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、また、それにより変化する建築の新しいワークフローです。

3DCADではありません。

明日のブログは、このBIMについてUP致します。

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デザイン・住宅・シックハウス・店舗・歯科医院・環境などの設計・監理

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