屋根に・敷地に降った雨の排水経路 2/2

平年より7日・去年に比べて18日遅く、平成28年7月28日に梅雨が明けた山梨県甲府市。

山梨県甲府市では、大気の状態が不安定になり、連日雷雨やゲリラ豪雨など短時間に強烈な雨が降っています。

屋根・バルコニー・外廊下など建物に降った雨水。

その排水によって、敷地全体が水浸しになる事もあります。

地盤の緩み・安全の確保などマイナスが起こります。

だからこそ、しっかりとした排水経路を確保する事が大切です。

昨日のブログでは、屋根面に降った雨水が軒樋~縦樋~地中配管まででした。

今日は、その先の経路をUPします。

軒樋・縦樋を流れてくる雨水は、地中内に埋め込まれた配管を流れます。

地中内にある配管は、適所に点検マスを設け点検・メンテナンスも容易にしています。

雨水枡

適所に設ける雨水マス

「雨水」と書かれたマスの蓋を開けて確認。

雨水が地中内の配管を流れ敷地外の側溝へ放流しています。

その他、敷地内の側溝です。

敷地内にある排水溝と接続

敷地内にある排水溝。

排水溝と地中内の配管と接続部分(赤丸部分)。

雨水が流れる排水溝

雨水が流れる敷地内にある排水溝。

屋根面に降った雨水以外に、敷地内の雨水の排水も行っています。

排水溝の放流先も前面道路にある側溝です。

吉野聡建築設計室では、屋根面に降った雨水は敷地内での放流を行わず、排水経路を確保して側溝放流を行います。

このよう事の積み重ねによって、常に安全な状態を保つ事を考えています。

山梨県甲府市

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