気になる鬼門は、設計の時に確認しています。

鬼門(きもん)とは、北東(艮=うしとら:丑と寅の間)の方位のことである。陰陽道では、鬼が出入りする方角であるとして、万事に忌むべき方角としている。他の方位神とは異なり、鬼門は常に艮の方角にある。

鬼門とは反対の、南西(坤、ひつじさる)の方角を裏鬼門(うらきもん)と言い、この方角も忌み嫌われる。(Wikipedia 抜粋)

吉野聡建築設計室の設計・監理を行う建築は、鬼門の確認を行っています。

住宅だけでなく店舗・飲食店・企業など、あらゆる建築でも行います。

しかし、確認方法は一般的な言われている内容です。

それは、鬼門の由来にはさまざまな説があるからです。

また、検討を行う時の建物の中心の決め方についてもいろんな考えがあるからです。

鬼門

北東の鬼門 南西の裏鬼門

北東の鬼門 南西の裏鬼門

建物の中心の決め方について

1.大黒柱や棟木の中央を中心とする

2.いまの中心を家の中心とする

3.平面図形の重心を求めて中心とする

4.平面図形の凹凸を平均化して中心を定める

吉野聡建築設計室では、4を採用しています。

多くの説や考え方があります鬼門。

「鬼門」の起源は古代中国にさかのぼります。

表鬼門の東北と裏鬼門の南西。

・当時の都の北東と南西には強大な敵がいた。

・南西からは強風が吹いてくる。

つまり鬼門とは 「外敵」 と 「強風」 を意味し、北東と南西に開口部と水まわりを作らないというのは、住む人の安全と健康を考えた、古代中国の生活の知恵と言う事です。

そして、日本に伝わり変化しながら今に伝えられています。

歴史学的に言えば、日本の鬼門は古代中国の生活の知恵と、日本の古代神道が入り混じって生まれたもので、家の中に悪いことが起きるという根拠はどこにもありません。

全ての基本は「健康的で使いやすい建築」という事に繋がると考えています。

また、このような事を大切にする気持ち・心が大切ではと思います。

弊社が鬼門を確認する理由は「安心」です。

安心して使い続けて欲しい。

その思いでしっかり確認させて頂きます。

住宅、店舗、飲食店、事務所、工場、倉庫、集合住宅、各種病院

など建築の設計・監理

耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、

特殊建築物定期報告書検査作成

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