夏を快適に過ごす為には、冬を基準に考えるべき1/2

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毎年「35℃」を超える猛暑となる暑い・熱い日が続く夏。

そんな厳しい・危険な環境の中でも「月々のコスト抑え、涼しく・快適な環境で生活を」と思います。

一般的に夏の対策として、気温・湿気・日差し・通風などを考えます。

しかしです。

弊社が提案し続けている夏でも快適に過ごす事ができる建築は

「冬を基準に考えるべきと」考えています。

そのような基準で作られた建築の室内で冷房を使用した場合。

外部の環境(暑い・寒い)に左右されにくい仕様なので、室内の快適な環境が一定に長時間持続します。

「消費電力が少なくなります=ランニングコストを抑えることが出来ます」

また、地球環境(CO2削減)問題、エネルギー問題への貢献にも繋がります。

それは、建物配置・間取り(プラン)・建築デザイン・開口部(窓)と断熱性能が関係します。

冬を快適に過ごす為の1つが断熱性能の追求です。

それが、夏の快適性に繋がってきます。

洞窟の中は夏は涼しく・冬は暖かい。

また、地下水は夏に冷たく・冬に温かい。

そんなイメージです。

弊社では、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の断熱性能の地域区分表を基準としています。

間違いの無い基準。

全国の気候条件に応じて区分されています。

断熱性能の地域区分

断熱性能の地域区分

断熱性能の地域区分表1  断熱性能の地域区分表2

市町村単位で分けられた断熱性能の地域区分表

Ⅰ地域は北海道

Ⅱ地域は青森県、岩手県、秋田県

Ⅲ地域は宮城県、山形県、福島県、栃木県、新潟県、長野県

Ⅳ地域は茨城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県

Ⅴ地域は宮崎県、鹿児島県

さらに、市町村単位で詳細に分かれています。

この断熱性能の地域区分表も、冬を基準にして考えられています。

この中で、吉野聡建築設計室が基準としているのは

「Ⅰ地域の北海道」

日本で最も環境の厳しい地域。

そのような地域でも快適に過ごす事できる建築です。

冬が快適な建築は夏も快適

だからこそ、建築は冬を基準に考えるべきです。

明日は、東京大学の教授と元総長の2人のお話をUPさせて頂きます。

住宅、店舗、飲食店、事務所、工場、倉庫、集合住宅、各種病院

など建築の設計・監理

耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、

特殊建築物定期報告書検査作成


山梨県甲府市

吉野聡建築設計室

山梨県 甲府市 徳行3-3-25

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