コンクリートブロック造の塀 基準・規則

敷地・道路境界の区画に使用されている事が多い、「コンクリートブロック塀」

補強コンクリートブロック構造の基準は、建築基準法施行令 第4章の2に定められています。

この材料を使って作る塀にもさまざまな基準があります。

それは、建築基準法施行令第62条の8・平成12年建設省告示第1355号に示されています。

その他、「コンクリートブロック塀設計規準」、「ブロック塀施工マニュアル」、「壁構造配筋指針」、「建築工事標準仕様書・同解説 JASS7」です。

正しく材料で、正しく施工されていても、日常のメンテナンスや環境などによって劣化のスピードが変わります。

下記の写真は、経年劣化により粉々に破損したCB造の塀です。

経年劣化により粉々に破損したCB造

この破損したCB造の塀の配筋は、基準通りに設計・施工されていますが・・・。

接着する為に使用したモルタルもボロボロ(粉々)です

基準内に設計・施工されていても、経年劣化から耐久性が極端に落ちているCB造の塀があります。

そのようなCB造の塀は、弱い衝撃でも崩れてしまう事もあります。

地震時には、特に危険な状態になりますので、ご注意頂ければと思います。

コンクリートブロック造の塀の所有者。

事前の対応で安全の管理を宜しくお願い致します。

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