敷地・道路境界の区画に使用されている事が多い、「コンクリートブロック塀」
補強コンクリートブロック構造の基準は、建築基準法施行令 第4章の2に定められています。
この材料を使って作る塀にもさまざまな基準があります。
それは、建築基準法施行令第62条の8・平成12年建設省告示第1355号に示されています。
その他、「コンクリートブロック塀設計規準」、「ブロック塀施工マニュアル」、「壁構造配筋指針」、「建築工事標準仕様書・同解説 JASS7」です。
正しく材料で、正しく施工されていても、日常のメンテナンスや環境などによって劣化のスピードが変わります。
下記の写真は、経年劣化により粉々に破損したCB造の塀です。
この破損したCB造の塀の配筋は、基準通りに設計・施工されていますが・・・。
接着する為に使用したモルタルもボロボロ(粉々)です
基準内に設計・施工されていても、経年劣化から耐久性が極端に落ちているCB造の塀があります。
そのようなCB造の塀は、弱い衝撃でも崩れてしまう事もあります。
地震時には、特に危険な状態になりますので、ご注意頂ければと思います。
コンクリートブロック造の塀の所有者。
事前の対応で安全の管理を宜しくお願い致します。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100
mail yao@ruby.plala.or.jp
HP http://sekkei-y.com
facebook http://www.facebook.com/sy.sekkei
あめつち菜人
おはようございます。
外からパッと見ただけでは、わかりませんよね。
そうなると、やはり所有者が気をつけるしかないのでしょうか。
痛ましい事故が減る事を祈ります。
保険屋あい
こんにちは。
今回の大阪北部地震では、幼い命が犠牲になりました。
ブロック塀も耐震性が必要ですね。