生コンクリートは、現場に納品された時に納品書と実際に納品された生コンクリートを採取して行なう品質・製品検査で確認を行ないます。
生コンクリートの品質・製品検査
①コンクリートの空気量の測定(測定値は3.9%)
コンクリート内に含まれる空気の量
一般的に3~6%程度を標準としています
コンクリートの打設の作業性の事もありますが、空気量がの過多に比例してコンクリート強度が低下します
②コンクリートの温度測定(測定値は32℃)
JASS5や標準示方書において、生コン荷下し時点でのコンクリート温度は35℃以下とされています。
③コンクリートのスランプ測定(測定値は18.5cm)
生コンクリートは水量の多い、少ないにより、コンクリートの軟らかさや流動性が異なります。この軟らかさや流動性の程度を示す一つの試験方法としてスランプ試験を行ないます。
スランプを計測する為に、高さ30cmのコーンに数回に分けコンクリートを入れ、棒でつつく。
そして、2~3秒の早さでコーンを引き上げます。
スランプの計測(国生コンクリート工業組合連合会より)
④試供体(テストピース)6本+コンクリート温度の確認
型枠解体の前にテストピースの破壊試験を行い、固まった時のコンクリートの強度が確保されているかを確認して型枠の解体を行います
建物を支える基礎のコンクリート。
このような試験を行いながら、正しい現場監理を行ないます。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
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中小企業診断士加藤忠宏
確かにコンクリも劣化しますので
強度が必要ですね
モルタルマジック
こんにちは!
色んなテスト方法があるんですね~!