2個以上の部材の接合部に、熱又は圧力もしくはその両者を加え、必要があれば適当な溶加材を加えて、接合部が連続性を持つ一体化された1つの部材とする接合方法の「溶接」
建築鉄骨の溶接部などに不良がないかチェックする「溶接検査」があります。
この検査は、1998年(バブル期の頃)の鉄骨造の不良から改正建築基準法が施行され、鉄骨製作会社が行う「自主検査」とは別に、第三者に委託し検査を行う「第三者検査」で行われています。
その検査内容を、設計監理者の吉野聡建築設計室 吉野が確認します。
超音波探傷試験は、鋼材に超音波を伝搬させ、反射した信号を受信し、きずの位置や大きさを測定する試験方法です。
手法は大きく分けて垂直探傷法と斜角探傷法があり、垂直探傷法は試験面に対し超音波を垂直に伝搬させる方法です。斜角探傷法は試験面に対し超音波を斜めに伝搬させる方法です。
今回の試験は、総数168ヶ所のうち52ヶ所の検査(抜き取り率30.9%)を行い、全ての合格(100%)の合格です。
昨日のブログでもUPさせて頂いた検査に加えた「溶接の超音波検査」
全ての検査をクリアし、鉄骨造の建築現場に搬入され建て方が行なわれます。
現場でも、柱・梁・筋交い・床板が設計図面通りの寸法・形状・配置で施工されていることを確認します。
また、現場溶接についてはも外観検査、超音波探傷試で確認します。
このように、鉄骨造の建築の構造材においても、様々な検査・確認・現場監理があります。
企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。
耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、
特殊建築物定期報告書検査作成
山梨県甲府市
吉野聡建築設計室
山梨県 甲府市 徳行3-3-25
TEL 055-222-6644
FAX 055-222-6100
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溶射屋
吉野さん
おはようございます。
>第三者に委託し検査を行う「第三者検査」で行われています。
我が工業団地内にも数社の鉄骨会社があります。
そのような第3者検査があること知りませんでした。
必要なことですね。
中小企業診断士 加藤忠宏
私も溶接の免許はありますが・・・
モルタルマジック
こんにちは!
一つの建物にいろんな技術が使われているんですねえ!勉強になります。
保険屋あい
こんにちは。
何事も検査確認は必要不可欠ですね。
弊社でも保険の確認は、FAX、申込書、異動承認書、のダブルチェック。
契約内容の確認は、お客さまとダブルチェックでしています。