熱損失量の大きい 窓にもこだわります1/2

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

外部の光・風をを室内に取り入れる窓・サッシ。

その形には、引き違い ・はめ殺し ・開き戸 ・内倒し窓 ・滑り出し窓 ・折りたたみ ・両折れ ・上げ下げ窓 ・回転窓 ・ルーバー窓などがあります。

そして窓の材質は、4つに分かれます。

弊社で設計・監理を行った木造建築でその種別を紹介します。

1.アルミ製サッシ

アルミサッシ1 アルミサッシ2

アルミ製の押出形材から出来ており、寸法精度が高く、複雑な形状もつくれます。また、気密性、耐久性ともに優れています。

全てを熱伝導率の高いアルミで出来ている為、断熱性能は劣ります。

2.樹脂+アルミの複合サッシ

樹脂+アルミの複合サッシ1 樹脂+アルミの複合サッシ2

外部を耐候性のあるアルミ材、内部を熱伝導率の低い樹脂から出来ているサッシ

。耐久性を考えながら、断熱性能も考慮しています。

3.樹脂サッシ

樹脂サッシ1 樹脂サッシ2

耐候性のある熱伝導率の低い樹脂プラスチックを主な材料として作られたサッシです。

遮音性、断熱性に優れており、結露を防ぐ事が出来ます。

最近では樹脂製の防火サッシも出ています。

4.木製サッシ

 熱伝導率の低い木から作られたサッシです。

 断熱性に優れており、結露を防ぐ事が出来ます。

 耐候性に対しては色の変色などの問題があります。

その他、サッシに使うガラスの検討も必要です。

建築で使用するガラスにも多くの種類があります。

フロート板ガラス、網入りガラス、強化ガラス、複層ガラス、合わせガラス、Low-eガラスです。

吉野聡建築設計室で採用しているガラスは、断熱性能の良い複層ガラス若しくはLow-eガラスです。

熱損失量の大きい開口部。

サッシの枠の材質、ガラスの種類によって断熱性能が大きく変わります。

断熱性能が変わるという事は、外部の気温に影響されにくい快適な室内環境が作りやすくなります。

快適な生活がおくれる建築物にする為には、

開口部(窓・サッシ)の選定もしっかり検討をするべきと考えます。

明日のブログは「窓の断熱」についてUPします。

企業、事務所、工場、倉庫、店舗、飲食店、アパート、マンション、住宅、各種病院・歯科医院、公共建築などのデザイン・設計・監理。

耐震診断、耐震補強設計、耐力度調査、建築確認申請手続き、

特殊建築物定期報告書検査作成


山梨県甲府市

吉野聡建築設計室

山梨県 甲府市 徳行3-3-25

TEL 055-222-6644

FAX 055-222-6100 

mail   yao@ruby.plala.or.jp

HP    http://sekkei-y.com

facebook http://www.facebook.com/sy.sekkei